ストレッチのすすめ
子供は元気のかたまり!飛び跳ね、走り回った挙句、必ず転ぶ。擦り傷・切り傷は当たり前ですが、不思議と関節の大けがは少ないようです。大人は転倒すると骨折や捻挫をしやすいのに、なぜでしょう? 一つには「体の柔らかさ」。転倒の衝撃を柔らかい体が吸収するためだと思われます。 大人になると徐々に筋肉は固くなり、自ずと関節可動域も狭くなっていきます。そうなると不意な動きに対応しきれなくなり、故障(関節周りが多い)に至るのです。 予防のために踏ん張る力(筋力アップ)も大切ですが、先ずは、ストレッチをおすすめします。 特に「腸腰筋」へのアプローチはお忘れなく! 腸腰筋とは骨盤内部(腰椎~大腿骨)にあって、歩行にはとても大事な筋肉。主に腿を上げるのに使われますが、固くなるとつまずきやすくなり、転倒のリスクも上がってしまいます。ストレッチで筋肉が刺激され、動き(伸び縮み)がスムーズになることがケガ予防に繋がります。是非、実践してみてください。 ストレッチには他にもお得なことが! 関節可動域が拡がることによって体の動きが大きく使えるようになり、普段の生活をしていても代謝がアップ。ダイエット効果も期待できます。 やり方については千差万別ありますが、無理のない範囲で各々自分に合った方法を見つけてみてください。私的には、ヨガが効率的で良いかなぁ~?などと思っております。 ちなみにマッサージも一つのストレッチといえると思います。他動的ではありますが、筋肉を伸ばして柔らかくしているのですから・・・